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日本生まれの末梢療法「足心道」とは?
  • 足心道は足にあらわれた変化によって身体の異常をチェックし、足を揉みほぐすことで自然治癒力を高め、全身の機能を活発にする足からの健康法です。
    昭和初年、足心道の創始者 柴田和通は、東洋医学の考え方、ことに「十四経絡(じゅうしけいらく)」を踏まえながら、実際に多くの人々の足を観察。手足と内臓との関連を体系づけるとともに施術の方法を研究しました。
    そして全くオリジナルな手足の観察法「観趾法」と施術法「操法」からなる <足心道 >を確立したのです。

    それ以来90年余、まさに足の健康法の草分けである足心道は、誰にでも手軽にできて安全な方法として、家庭や職場で実行され、健康増進に数多くの実績をあげてきました。
    日常、私たちは意識して足に触れることなどほとんどありませんが、人間を立ち木にたとえるならば足はいわば根であり、家でいうなら土台とも言うべき重要な部分です。
    「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」足を顧み、足に感謝することによって健康への道が開けるのです。

    足心道の操法は、手足から全身を柔らかく揉みほぐす方法なので痛みを伴うことなく気持ちよくリラックスできます。
    子供からお年寄りまで一人でもできますし、お互いに足を出し合って揉みあうことも可能です。
    誰にでもできて優しいやり方なので高齢者や病気の方への手当などに、今、高齢化社会のなかで活用していただきたい健康法であり治療法です。

    足心道本部では、この足心道をより多くの方に知っていただくために、参考図書や機関紙『足心』を発行しています。
    また、本部及び各地の支部・相談所には、現在190名(2019年5月現在)の指導員が各地で普及活動に努めています。